カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

『高尾山』で四国八十八ヶ所の功徳をいただいた!


本日オススメの逸品は、都心から小一時間で行ける霊山、一度は行っとけ『高尾山』です。(ネコいます)



「高尾山行かない?」突然LINEで飛んできたお誘い。一瞬、「この季節に山かあ寒そう」
と思ったが、いつか行こう行こうと思って一年くらい経っていたし、誘ってもらえて丁度
いい。「行く!」と二つ返事で決定。ところで、行くにあたり何を着ればいいのか少し悩
んだ。富士山に登るわけじゃないとはいえ、山は山。どんだけ寒いのか。これこそまさに
「山なめんな」で、防寒だけはしっかりしないといけない。しかし、山ガール的な洋服な
ど持っていない。悩む。冬でも温かくて動きやすいもの... そうだ、ランニング用のヒー
トテックウェアの上下があるじゃない。コレにユニクロのウォームイージースカートでも
合わせてダウンを着れば、エセ山ガールになるんじゃないか?ガールというには余りにも
おこがましいので、山ウーマン。まあ山姥でもいいけど。かくして、ニット帽、ネックウ
ォーマー、ヒートテックウェア上下、ダウン、ウォームイージースカート、レッグウォー
マー、手袋、ショートブーツという重装備のニワカ山ウーマンが出来上がった。後は、天
候が気になるところ。山の天気は変わりやすいし、天気予報も快晴にはなっていない。今
度は雨具で悩む。スポーツ用のレインコートは持っていないから、折り畳み傘でも持って
行くか、と思ったものの、荷物になるのがイヤ。出発のその時まで随分迷ったが、結局折
り畳み傘は持って行かないことにした。これが吉と出るか凶と出るか。

高尾山口駅から山麓駅へ


10:00頃、高尾山口駅に到着。駅前の紅葉が盛大にお出迎え。これはいい出だし。


腹ごしらえをするため、参道沿いのお蕎麦屋さんへ向かう。


早速ねこいた!カワイイ!


近くに寄ろうとしたら、スッとお店の中へ入ってしまった。残念。

柿の木の蕎麦屋 高橋家

今日のランチは、山麓駅手前にある『高橋家』でお蕎麦をいただく。


いいね。この佇まい。


昨夜までは「とろろ!とろろ!」と言っていたのに、ここへ来て二人共まさかの「天ぷら
」発言。


天ぷら蕎麦 1250円

お連れ様は温かいお蕎麦。


海老天と季節のお野菜。美味しそう。


天ぷらせいろ 1250円

私は冷たいお蕎麦。


刻み海苔掛け放題。


ワサビも好きなだけ入れてちょうだい。


信州の蕎麦粉六割を、とろろと上質粉で打ったお蕎麦はコシがあってとっても美味しい。


食感がネチネチ。なんだろうと思ったら、干し芋っぽい。美味しい。


ふと気付いた。お店の中に木の幹があるよ?


お店の外でお連れ様が「ああ!アレ柿の木だったんだ!」おおなるほど。店から生えてる。


さあ、お腹も満たされたので登山だ。レッツゴー。


高尾山に向かって右手が初心者コース、左手がリフト、ケーブルカーの山麓駅、清滝駅。
我々は迷わず左手へ。ケーブルカーは長蛇の列なのでリフト券を購入。片道470円。え?
歩いて登る?なにそれ美味しいの?


あははははは。うふふふふ。リフトなんてスキー場へ行かなくなって久しい。楽しいわ。


上に来たら曇ってるし薄暗い。見晴らしもイマイチ。

高尾山

リフトの山上駅を降りたところ。ここから山頂を目指すのだ。


とりあえず、たこ杉。巨大な木の根がたこ足のように畝ってる。根は写っていませんが。


落ち葉の階段サクサク。登れ登れ。


浄心門」ここから先は、「薬王院」の境内であり聖域なのだ。


ほえー。ここにも大きな杉の木。


樹齢数百年もの大杉が林立する高尾山。寒いけど森林浴は楽しい。木の匂いは肺が浄化さ
れるよう。すーはー。


あら、このお店の子かしら。基礎が濡れているのはもしかして、おしっ…。なんでもない。


思わず姿勢を正した。


入りまーす。

高尾山薬王院

御本尊様に従いお護りする随身、大天狗がお出迎え。


口と手を清めてお参りをする。


大きなお面が祀ってある。携えた剣で魔を断ち切る烏天狗。


開運をもたらす大天狗。すごく大きい。


ヤダハズカシイ。


鼻が見えないと、とても変。


家内安全とか、老後も住む所と、食べるものに困りませんように的なお願いをした。


すっきりしない空模様。少しイヤな予感。


紅葉の御紋。ぱっと見、全く紅葉に見えなくて、なんの植物の紋かしらと思った。お連れ
様に「なんの紋だろう?」と聞いたら「紅葉じゃない?」と即答。言われた途端、紅葉に
見えた。プラシーボ効果か。

高尾山八十八大師巡拝霊場


先へ進むと、お金を携えた可愛らしいお地蔵様がズラリ。なんだろう。


お堂の前へ行くと一円が100 枚入った袋が置いてあり、なにやら100円玉と両替するよう
だ。しかも、丁度ラスト二袋。我々「よくわかんないけど、やろうよ!」


この巡礼場は、弘法大師ゆかりの地である四国八十八ヶ所霊場を高尾山の大山隆玄貫主が
、自ら一ヶ寺ずつお参りして持ち帰ったお砂を納めた霊場で、ここを巡ることにより、四
国八十八ヶ所と同じ功徳がいただける、有り難い霊場なのだ。一番所から順番にお砂を踏
んでお参りをしていく。私はここでも、しつこく家内安全、老後安泰をお願いした。


八十八ヶ所を巡りお堂の前へ戻ったら、次の一円玉が大量に仕込んであった。早いよ...。


高尾山の紅葉のピークは過ぎたと聞いていたので、あまり期待をしないで来たけど、想像
以上に紅葉が残っていてホントラッキー


おみくじ。「吉」を引いて喜んでいたら…。


なにこの天気。気のせいかしら、冷たいものが当たっているような。そんな分け無い、と
自分達に言い聞かせて山頂まで行ったら、雪が降り、みぞれに変わり雨になった。か、傘
無いよ?山なめんなと言いながら、なめて持って来なかった。山頂で甘酒を飲んで少し待
ったが、寒いし濡れた箇所が段々冷えてくる。負けた、下山しよう...。


薬王院の入り口辺りまで戻ったら、突然晴れてきた。だからあれほど山をなめるなと。恐
るべし山の天気。


でもね、雨上がりの紅葉がとても綺麗なので、


濡れたことは不問にしちゃうよ。


さっきの雪やみぞれが嘘のよう。


なにこの快晴っぷり。なめらてる。


大天狗と烏天狗に別れを告げ、リフト方面へ。


わあ、これ皆下山する人か。先ほどの悪天候で皆さん下山気味。


ケーブルカーで降りようとしたら30分待ちのアナウンス。これはない、リフトでいい。幸
い、雨が上がってからだいぶ経ったし、大勢の人のお尻でリフトの雨は拭き取られ、綺麗
に乾いていた。


晴れていれば冬のほうが遠くまでスッキリ見えるし、富士山が見える日にまた来たいな。


下に降りたら温かいお汁粉食べよー!のはずが、先程の悪天候で考えることは皆同じ。み
ごとに売り切れだった。


まだ見てないポイントが沢山あるからまた来ようね、というより、景色もいいけど、お汁
粉リベンジでまた来ねば!


東京のオアシス、豊かな自然とパワーポイントの高尾山オススメです。


明治の森 国定公園 高尾山
高尾山ジターセンター
東京都八王子市高尾町2176
TEL:042-664-7872

リフト
乗車時間12分
5月〜11月 9:00-16:30、12月〜4月 9:00-16:00
料金
片道470円、往復900円

ケーブルカー
料金
始発8:00、最終17:00-18:00(時期によって変動) 15分間隔で運転
片道470円、往復900円


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