美しい星形の城郭『五稜郭』と巨大な一枚ガラスからの眺めが美味しい『六花亭 五稜郭店』(函館)
本日オススメの逸品は、美しい星形の城郭『五稜郭』と巨大な一枚ガラスに圧倒された美味しいオアシス『六花亭 五稜郭店』です。
素晴らしく、そして美しいシンメトリーである。現代の技術ではなく、幕末の技術でもって建造された星形の城郭。建造当時、真上から見れたわけでもないし、CG解析をしたわけでもない。どのようにして、このような正確な形に建造することができたのだろう。考えれば考えるほど妄想は膨らみ、ワクワクする気持ちと焦がれる気持ちで溜息がでる。星形の城郭を一般に「五稜郭」と呼ぶが、この名称で連想されるのは、大抵が函館のそれだ。テレビでしか見たことがない五稜郭。あの美しい星形を是非見てみたい。すぐ近くには、北海道を代弁する多くのお菓子のトップクラス『六花亭』もある。ここでは販売以外に、喫茶が可能。ふふ。もちろん寄るわ。行く先々でご当地の美味しいものをいただくのが旅の醍醐味ですもの。目的地が近づくにつれ、自然と足が早まっていた。
五稜郭タワー
2006年にグランドオープンした新タワーは、地上6階建て、軒高98m。地震に関しては、震度7に対しても安全であり、強風に関しても最大瞬間風速50m/sに対しても構造的な問題は生じないように設計されている。
五稜郭のお膝元にあるハンバーガーショップ『ラッキーピエロ』
アメリカの猟奇殺人鬼の異名のようなネーミングだが、ご当地の美味しい B級グルメで有名だ。朝市で海鮮モノをたらふく食べてきたので今回はパス。
展望台到着。展望台からの眺めが今ひとつご不満な私。もっと上から見たいわけですよ。この高さだとシンメトリーさがよく分からない。
『箱館奉行所』が見える。ここが飽きたらあちらへ行こう。
それにしても歪んでいない。手間暇がかかった割りに、要塞としては機能を果たせなかったらしいが、芸術品の一つにしか見えない。素晴らしいわ。展望台の中には、ヨーロッパの五稜郭の写真も展示されており、中々興味深い。
あ、モーモータクシー発見。足元を見つめていたら、少し気持ち悪くなってきた。
『六花亭』も発見。あの看板がないと何かの工場にしか見えないね。後で行きますよー。
箱館奉行所
「あなたのカメラで写真を撮ります」屋さんが、台湾人観光客を激写中。すぐ終わるかなと待っていたが、延々とシャッターを切り続けている。もういいや。アナタを私の写真に収めます。
2010年に箱館奉行所の復元工事が完成し、一般公開が開始されたので建物はまだ真新しさが残っている。皆様もお気づきかと思うが、「箱館」?「函館」じゃなくて?である。一説には、「明治 2年(1869年) 9月30日が函館への改称の日」とされているが、明確に記した資料はなく様々な文献、資料から推測してこの辺らしい。蝦夷地から北海道に変わった明治初頭とでも覚えておけばいいのか。
お好みの碑を手前にある装置にセットすると、その偉人に纏わるエピソードが流れる。
ガランとした和室が多いので、一巡してもそんなに時間は要しない。一通り見たし、お待ちかねの『六花亭』へ行こうかしらね。
六花亭 五稜郭店
五稜郭公園の木々と木漏れ日がとても綺麗で、まるで絵画のよう。このガラス、なんと幅12m、高さ3mのビッグスケール。圧巻。
レアチーズケーキ 240円
兎に角安い!美味しい!都内の一個5〜600円のケーキは見習ってもらいたいわ。
開放感とゆったり感がハンパない『六花亭 五稜郭店』は、帰りにお土産も買えるし、五稜郭へ来たら是非この眺めを堪能してみてはいかがでしょう。
『六花亭 五稜郭店』オススメです。
六花亭 五稜郭店
北海道函館市五稜郭町27-6
TEL:0138-31-6666
Open
喫茶 10:00-17:30(L.O.17:00)
販売 9:30-18:30
アクセス
五稜郭公園前駅から802m
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