カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

夏の『道南』巡り650km! | 長万部のカニ飯と風の谷の巨大風車(長万部・江差)


本日オススメの逸品は、静かな風の谷に聳え立つ圧巻の巨大風車群です。



本日のルートは、洞爺湖を後にし、内浦湾沿いに南下して函館を目指す分けだが、いきな
り函館へ直行はしない。どうしても寄りたい所があるのだ。目的地は江差の風車群。道南
は、パッと見函館以外に大きな観光名所が無いのだが、そこはほら、天下の北海道。絶景
スポットはゴマンとあるので、写真好きの私には宝の山と言える。地道にネットで探して
いたら、とても興味をそそる写真を見つけた。巨大風車だ。北海道は、あちこちに風力電
力施設があるが、道南は両脇を海で固められているため、海風を利用した風車が特に目に
付く。巨大な風車が一箇所に群れをなしている風景は、写真で見ても圧巻。どうしてもこ
の目で見てみたい。ルートを調査すると、洞爺湖ー長万部ー熊石ー江差ー函館と、内浦湾
側から日本海側へ、日本海側から内浦湾側へと、道南をジグザグに南下してして行くのが
よさそう。ランチタイムには丁度長万部に着くハズ。長万部といえばカニ飯。今日もモリ
モリ食べる予定だ。


長万部 かにかにKANすずき


金比羅山火口の散策で想定外の時間をとってしまい、長万部に到着したのは 13:30。遅め
のランチになってしまった。積丹のウニ丼然り、海の町は朝が早いので、この時刻になる
とショーケースの中はがらんどう。カニは一杯も置いてない。また出遅れたのか・・・


静狩国道から大沼国道沿いに長万部へ入ったが、ここへ到達するまでこれといった絶景ポ
イントもなく、住んでいる方には大変失礼だが、ココら辺一帯はものすごく廃墟感がある
。海岸線沿いの町であるため、建物は海風による劣化が目立つのだ。このお店も営業して
いるのか、一瞬分からなかった。

カニちらし 950円


長万部のカニといえば、毛ガニ。私は新潟出身であるため、ズワイが大好きなのだが、こ
こは一つ、郷に従おうじゃないか。お連れ様は、私ほど食いしん坊ではないのでこちらを
オーダー。

特上カニちらし 1500円


私は食い意地が張っているので、正肉の入った特上をオーダー。


可もなく不可もなく、美味しい。どちらかというと、ちらしで食べるよりは、釜揚げのカ
ニを広げた新聞紙の上で、カニ切ハサミでバキバキ切りながら食べるほうが好きなのだが。

またもや両者、米一粒残すことなく完食。美味しかった。ご馳走様!

長万部物産センター


ここら辺も遠目には廃墟にしかみえなかった。実家近所の潰れて廃墟と化したボーリング
場が脳裏に浮かぶ。どれどれ、何かおみやげになる食べ物はあるかな。


いきなりクマー!ラブちゃん2歳登場。


ちょっと気持ち悪い。

ここでは、お店のオバチャンが燻製にした、さきイカを購入。いっぱい入ってて安かった。

熊石


雲石国道を走っていたら、熊石高校の手前の広い空き地に心の清涼剤、馬発見!


車を止めて道路の端まで近づいた。不審者を見る目で警戒するお子。


家族なのかな。子馬が後をついて歩いているから、きっと先頭がお母さん。

草を食みながら前進していた。柵もないのに逃げないもんだね。


日本海側の追分ソーランラインに出た。


大量のカモメを前にやや興奮気味に近づくと、ここでも不審者扱い。何羽ものカモメが飛
び立ってしまった・・・


逃げないのは綺麗な海だけ。

江差 ウィンドパワー


追分ソーランラインを南下し、江差に入ると突如目の前に現れた。使徒襲来。


ここはまだお目当てのスポットではないのだけど、江戸時代、風を利用した北前船交易に
より商業の町として繁栄しただけあり、至る所に風車がある。


一気にヒートアップして参りました。


やった!見えてきた。お目当ての場所に着けそうだ。


いかんせん、山の中にある風車である。所番地的なものがないのでgoogle MAPで場所を
ピンポイントで探すのに一苦労した。


追分ソーランラインを南下してきた場合、繁次郎温泉の目印と江差尾山郵便局の間を左
折して直進すればよい。先が二股に分かれているが、右を直進で正解。


地図を見ながら、「この先二股なんだけど、どちらに行けばいいのか分からないんだよ
ね」という私の呟きに対し、「え?二股なんてあったっけ?」お連れ様は、二股に気付
かず道なりに進んだ。結果正解だったからよかったが。


車で行けるところまで行く事にし、先へ進んだ。舗装道路はなくなり、悪路の砂利道に
なった。車の底部に砂利がガンガン弾かれてくる。頑張れ風車は確実に近づいている!


砂利道沿いで、一本間近に見れた。とても大きい。下に点検用の小さな扉があり、中へ
入ることができるようだ。昇降手段は当然梯子だろう。


ああ楽しい。まだまだ先へいけそうだよ。


一気に開けた。


まさに風の谷。


ここには、750kw 級の風車が28基ある。ゆっくりと回る羽はとても静かで、耳を澄ますと
空気を切る音が微かに聞こえる。丁度、ナウシカが暴走したオウムを静める時に使った虫
笛の音のようだ。


周りは風車以外何もないところだが、余りにも圧巻で結構長い時間この場にとどまった。


来てよかった。魂が浄化される気がしたよ。

江差ウィンドパワー絶対オススメです。

場所はコチラ 江差ウィンドパワー 風車
北海道 檜山郡江差町
追分ソーランラインから南下してきた場合、繁次郎温泉と江差尾山郵便局の間の道路へ入り直進。二股に当たるので右の道路を直進すると風車群が見えてきます。