個人的に5つ星の絶品蕎麦『平石亭』の『鬼面蕎麦』(新潟魚沼)
本日オススメの逸品は、今まで食べてきた蕎麦の中で最高峰!『平石亭』の『鬼面蕎麦』です。
「2011年7月に新潟・福島を襲った大豪雨で長いこと通行止めだったR252 が福島まで通
れるようになったので、旨い蕎麦を食べに行こう」新潟在住の従姉妹から誘いを受け、帰
省の際に蕎麦を食べに行った。GWの時も美味しいと聞いた蕎麦を食べに小出町へ行った
が、山菜天ぷらはとても美味しかったものの、蕎麦は至って普通。今回の蕎麦はどうなの
かな。私は蕎麦通ではないけれど、ある程度のコシとつるりとした喉越しは蕎麦に必須だ
と思っている。唸るような蕎麦になかなか巡り合わないけど、『平石亭』の『鬼面蕎麦』
は違った。恐らくこれまでに食べた蕎麦の中で最高峰だと思う。やっと本物に巡り会えた
思いがした。お店の場所は、只見線「大白川駅」の二階。新潟県と福島県の県境だ。更に
ここから車で60分程行くと福島県の田子倉ダムがある。とてつもない山奥だ。
道の駅 入広瀬(いりひろせ)
お蕎麦の前に「アヒル先生を見に行こう」従姉妹が言うには、ここの池にアヒルが居るら
しい。入広瀬は、豪雪地帯。同じ新潟、雪国生まれ雪国育ちの私でも冬場は近づきたくな
い地域だ。
「鏡ヶ池」こじんまりとした小さな池。池の周辺は森林浴の森や遊歩道があり、少し離れ
た所には、鷹待城跡公園と展望台がある。
アヒル先生も丁度ランチタイムらしく、おばちゃんが餌を持ってきたら寄ってきた。
着いた。2012年10月から再開しているが、この時はまだ運休中。
山の中で人は居ないは、運休中の無人駅だはで、こんなとこで写真撮ったり。
平常時ももちろん無人駅。電車が来る頻度は、田舎デフォの一時間に一本。乗り遅れた日
には絶望感でいっぱいになることだろう。
お店から撮った只見線と末沢川。只見線は末沢川沿いに福島へと続く。
鬼面蕎麦(季節の天ぷら、小鉢2品) 1200円(普通盛り)
実はコレ大盛り。普通盛りだと少ないから大盛りにしとけと従姉妹に言われた。大盛りで
大正解。瞬殺だった。
手打ちの艶やかな蕎麦は、きりりと角が立ちコシがある。太すぎず、細すぎず、歯応え良
し。ツルリとした喉越しで次々と箸がのびる旨さ。これは本当に美味しい。私の中で唯一
無二最高峰の蕎麦だ。
小鉢2品
四人で行ったので四人分がお皿に盛られてきた。ココらへんが田舎のアバウトさ。ジャガ
イモは肉じゃが風味の甘辛い味付け。味が染みてて申し分なし。山菜もシャキシャキの歯
応えで、思わずご飯が欲しくなる。
夏限定「夏ぶっかけそば」 1000円(普通盛り)
たしかこれも大盛りにしてもらってたと思う。秋の限定は温かい「きのこそば」だよ。そ
ういえば、店内に寺門ジモンと店主の 2ショットが貼ってあった。こんなとこまでよく来
たものだ。