カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

駅近絶景庭園の『名勝 渉成園 枳殻邸(めいしょう しょうせいえん きこくてい)』そうだ京都へ行こう(洛中:烏丸)


本日オススメの逸品は、駅近なのにこんなに素晴らしい庭園があるなんて!
『名勝 渉成園 枳殻邸(めいしょう しょうせいえん きこくてい)』です。



京都駅周辺にはまだまだたくさんの見所がある中、雑誌で回棹廊(かいとう
ろう)を見かけ、「うむ、これは行かねばなるまい」と大注目。京都駅の近
くだから旅行最終日のスケジュールに組み込んだ。ホテルも駅近にとってい
たのでアクセスが非常に楽なのだ。渉成園は約一万六百坪の敷地を有し、大
小二つの池と数棟の茶室に加え、園林堂と書院群で構成された庭園だ。
東本願寺の別邸で、十三代宣如(せんにょ)上人が、徳川家光から寄進された
土地を隠居所に定めたという。これが渉成園だ。

『名勝 渉成園 枳殻邸(めいしょう しょうせいえん きこくてい)』

京都駅からは徒歩10分くらい。京都タワーを横目に通り過ぎ、開園の9:00を
目指して行ったらカメラを携えたお仲間が既に数名待っていた。写真を撮る
人は皆考えが同じ。人が少ない朝一を狙うのがよいのだ。


高石垣(たかいしがき)。

入園口の西門を直進すると最初に目に入るのがこの高石垣。


石橋のような長い切石、礎石、石臼、山石、瓦など多様な素材を組合せて
築かれた石垣だ。


まあ、積んだはいいがこの上には何か建造物があったのだろうか、などど
考えた。



庭園入り口前。


庭園の中は小さな小川があり清流が流れている。


ここなごむよー。


滴翠軒(てきすいけん) 奥。

池に落ちる小滝(滴翠)から名付けられた。縁側が池に張り出しているのが
特徴。


臨池亭(りんちてい)。

滴翠軒と吹放しの廊下でつながり、池に臨んで建てられていることからそ
の名が付けれられた。


どこもそうだけど、中に入れないのがちと残念。


傍花閣(ぼうかかく)。


楼門造りで左右側面に山廊と呼ばれる階段の入口がある。

あ!左右の山廊って南禅寺の三門と同じだ。上は4畳半の部屋が設けられて
いるのだが、茶室なのかな?何のお部屋だったのだろう。


うむ、桜と相性がよい。


園林堂(おんりんどう)。

傍花閣の向かいにある持仏堂。園林は仏典では「浄土」を表す表現として用い
られている。この中ある42面の襖絵、見たかったなあ。


枝垂れ桜が綺麗だったよ。


侵雪橋(しんせつきょう)。

印月池にかかる反橋。『渉成園記』の中で、雪の積もった橋の有様を玉龍にた
とえて表現しているという。確かに想像できる。


閬風亭(ろうふうてい)。

通常の書院造りとは若干異なり、畳を外せば能が演じられるようになっている。


印月池と漱枕居(そうちんきょ)。

印月池は東山からのぼる月影を水面に映して美しいことからこの名が付けられた。
うんうん、よーく想像できるよ。丸くて蒼い月が水面に映っているのが。
でも京都タワーが見えてておもしろい。


漱枕居は水上にのりだすように建てられている。

「煎茶三席」の「酒店」として用いられていた。


回棹廊(かいとうろう)


安政の大火で焼失し、明治17年頃に再建。

焼失以前は朱塗りの欄干を持つ反橋だったと伝えられている。中央の唐破風屋根
の天井部には掛け釘が設けられ、かつては夜半の来客の折り、金灯籠を吊って火
を灯した。


今、私には遥か昔の景色が見えている。辺りは真っ暗。聞こえるのは水の流れる
音、虫の声、時折魚が跳ねる音、風にそよぐ木々のざわめき。目前には、ぼうっ
と灯る金灯籠。


タイムスリップしてきたよー。ここホントよかったよ。

渉成園オススメです。


名勝 渉成園 枳殻邸
京都市下京区烏丸通七条上る
TEL:075-371-9210
OPEN
9:00-16:00(受付は15:30)
京都駅より徒歩10分
市バス烏丸七条バス停より徒歩5分
地下鉄烏丸線五条駅より徒歩7分


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京都の足 市バス豆知識

京都に着いたら観光に入る前にまず京都駅前の『バス総合案内所』でお得&
便利な『乗車券カード』を買おう。宿泊数に応じて下記カードを組み合わせ
るとよいです。


・京都観光1日・2日乗車券カード
 1日乗車券:1200円、2日乗車券:2000円
 有効日に限り、市バス・京都バス・地下鉄が何度でも利用可。使用した日
 から日付が刻印され1日または2日間利用出来る。


・市バス専用カード 500円
 均一区間なら一日中何度でも利用可。未使用カードには日付が入っていな
 いので予めまとめ買いができる。


京都の各観光地へのアクセスを検索するのに、このサイト洛ナビがとても役
立ちました。あいぽんでも使えるから超便利。