竹で組んだ光悦垣を見てきた! そうだ京都へ行こう(洛北:光悦寺)
本日オススメの逸品は本阿弥光悦が暮らした跡地に建てられた光悦寺です。
光悦寺は源光庵の斜め向かいにあるお寺。鷹峯地区に来たら源光庵、光悦
寺、常照寺は行っとけと言われている中の一つだ。私が本阿弥光悦に関し
て知っていることは、茶道に携わったおじーちゃん、ということだけ。
軽く調べるとこのおじーちゃんタダモノじゃなかった。鷹ヶ峰に工芸集落
を経営し、一族縁者をはじめ、種々の工芸に携わる多くの職人とともにこ
の地に住居を構えた。その創意と指導のもとに作られた多くの作品には作
陶に於ける茶碗や、書道絵画における歌巻、色紙版下を書いて出版した光
悦謡本などがある。徳川家康が光悦に野屋敷として与えた土地で源光庵か
ら道路を挟んだ向かいの一帯を鷹ヶ峰光悦町と呼んでいる。そしてのちに
光悦寺が建てられたのだ。なるほどなるほどー。
光悦寺
静かな場所で向かいには鷹峯小学校があるんだよ。こんな素敵な環境で勉
強していたら私も成績がよかっただろうに。
源光庵とお揃いの石畳だ。この時代はこのデザインが流行りだったのかな。
この渡り廊下、意外と小さい。下を潜った先には七つの茶室があるのだ。
大虚庵
一番有名らしい茶室。でも知らないので「らしい」としか言えない。
大虚庵前には竹を斜めに組んだ垣根がある。
これが光悦寺のメイン!!
茶室は七つあるのだけど中には田舎のうどん屋さん?みたいなのもあって、
アートを感じ無かったり。ここにアップしたのはキレイめな茶室だけにした。
源光庵にもこれと似た鐘(ドラ?)があった。なんとなく中国の道教が浮かん
でくる。根拠はないです。ただ思い浮かぶだけ。
光悦寺もやっぱり紅葉の時期がいいそうだよ。光悦垣に赤い葉が映えて、そ
れはもう美しいそうだ。
光悦寺
京都市北区鷹峯光悦町29
TEL:075-491-1399
拝観時間:8:00-17:00
拝観料:300円
休:11/10-13
おまけ 常照寺
こちらは吉野太夫ゆかりの桜で名高い常照寺。
あと一週間遅くに来たらここも桜が満開だったに違いない。
常照寺は本阿弥光悦の寄進により創建され、吉野門と呼ばれる赤門は太夫が
寄進した門だ。
源光庵、光悦寺と観てきたら大分お腹が空いてきてもういいかしら、という
気分になってきた。
洛北の散策とお寺巡りはかなりオススメです。
常照寺
京都市北区鷹峯北鷹峯町1
TEL:075-492-6775
拝観時間:8:30-17:00
拝観料:300円
無休
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光悦寺はこちら。
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