カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

竹で組んだ光悦垣を見てきた! そうだ京都へ行こう(洛北:光悦寺)


本日オススメの逸品は本阿弥光悦が暮らした跡地に建てられた光悦寺です。



光悦寺は源光庵の斜め向かいにあるお寺。鷹峯地区に来たら源光庵、光悦
寺、常照寺は行っとけと言われている中の一つだ。私が本阿弥光悦に関し
て知っていることは、茶道に携わったおじーちゃん、ということだけ。
軽く調べるとこのおじーちゃんタダモノじゃなかった。鷹ヶ峰に工芸集落
を経営し、一族縁者をはじめ、種々の工芸に携わる多くの職人とともにこ
の地に住居を構えた。その創意と指導のもとに作られた多くの作品には作
陶に於ける茶碗や、書道絵画における歌巻、色紙版下を書いて出版した光
悦謡本などがある。徳川家康が光悦に野屋敷として与えた土地で源光庵か
ら道路を挟んだ向かいの一帯を鷹ヶ峰光悦町と呼んでいる。そしてのちに
光悦寺が建てられたのだ。なるほどなるほどー。


光悦寺


静かな場所で向かいには鷹峯小学校があるんだよ。こんな素敵な環境で勉
強していたら私も成績がよかっただろうに。


源光庵とお揃いの石畳だ。この時代はこのデザインが流行りだったのかな。


またもや鐘が…。


撞きたい、撞かせて。お願い。


この渡り廊下、意外と小さい。下を潜った先には七つの茶室があるのだ。


大虚庵

一番有名らしい茶室。でも知らないので「らしい」としか言えない。


大虚庵前には竹を斜めに組んだ垣根がある。

これが光悦寺のメイン!!


『光悦垣』と言う有名な垣根なんだって。知らなかった。


幻想的な雰囲気でいいなあココ。


茶室は七つあるのだけど中には田舎のうどん屋さん?みたいなのもあって、
アートを感じ無かったり。ここにアップしたのはキレイめな茶室だけにした。


どの茶室も雨戸が閉まっていて中が見れなかったのが残念。


光悦さんのお墓前


寒椿発見。


竹戸の向こうにありました。


源光庵にもこれと似た鐘(ドラ?)があった。なんとなく中国の道教が浮かん
でくる。根拠はないです。ただ思い浮かぶだけ。


光悦寺もやっぱり紅葉の時期がいいそうだよ。光悦垣に赤い葉が映えて、そ
れはもう美しいそうだ。


光悦寺
京都市北区鷹峯光悦町29
TEL:075-491-1399
拝観時間:8:00-17:00
拝観料:300円
休:11/10-13

おまけ 常照寺

こちらは吉野太夫ゆかりの桜で名高い常照寺。

あと一週間遅くに来たらここも桜が満開だったに違いない。


常照寺は本阿弥光悦の寄進により創建され、吉野門と呼ばれる赤門は太夫が
寄進した門だ。

源光庵、光悦寺と観てきたら大分お腹が空いてきてもういいかしら、という
気分になってきた。


赤門前のちょびっとだけ咲いてる桜を見て満足。撤収〜。


洛北の散策とお寺巡りはかなりオススメです。


常照寺
京都市北区鷹峯北鷹峯町1
TEL:075-492-6775
拝観時間:8:30-17:00
拝観料:300円
無休

京都の足 市バス豆知識

京都に着いたら観光に入る前にまず京都駅前の『バス総合案内所』でお得&
便利な『乗車券カード』を買おう。宿泊数に応じて下記カードを組み合わせ
るとよいです。


・京都観光1日・2日乗車券カード
 1日乗車券:1200円、2日乗車券:2000円
 有効日に限り、市バス・京都バス・地下鉄が何度でも利用可。使用した日
 から日付が刻印され1日または2日間利用出来る。


・市バス専用カード
 均一区間なら一日中何度でも利用可。未使用カードには日付が入っていな
 いので予めまとめ買いができる。


京都の各観光地へのアクセスを検索するのに、このサイト洛ナビがとても役
立ちました。あいぽんでも使えるから超便利。


光悦寺はこちら。

大きな地図で見る