カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

ガムランの音に魅了!バリ舞踏『レゴンダンス』


本日オススメの逸品はウブドのバリ舞踏『レゴンダンス』です。



ウブドで見逃してはならないのがバリ舞踏。今更私が説明するまでもない、
世界的にも有名な民族舞踏である。とは言うものの、この私自身、あまりよ
く分からずにレゴンダンス、レゴンダンスと舞い上がっていた。バリ舞踏の
ことを『レゴンダンス』というのだという勘違いをして生きてきた。ガイド
ブックを見ればストーリーだってざっと10種類以上ある。『レゴンダンス』
はバリ舞踏の代表選手なだけなのだ。そのレゴンダンスにも多くの踊りがあ
り、公演で何を踊るかは公演グループにより違ってくる。
ということで、次回があるのかないのか分からないが備忘も兼ねてチョット
おさらいをしてみた。

バリ舞踏の種類

大きく3つ!
・宗教儀礼の舞踏・演奏:Wali Dance(ワリダンス)「捧げる物」の意。
・儀式の後の奉納芸  :Bebali(ブバリ)
・娯楽用       :Balih-Balihan(バリ・バリアン)

鑑賞ポイント

この2点を意識して鑑賞!
・バリ舞踏最大の特徴、目の動き
・デリケートな指先の表現
ガムランのリズムに合わせて黒目を動かし表情をつくる。指先はインドの古
代哲学の解釈を表現し手のひらは蓮の葉を思わせる美しいラインを描き人差
し指だけに変化を付ける。

有名どころのダンス

こんなにある!
レゴン、バロン、ケチャッ、クビャール・トロンポン、テレック、オレッグ・
タムブリリンガン、サンヒャン、バリス、ペンデ、トペン、ガンブー、トゥ
ヌン、タリ・クリンチ

ガムランについて

神秘的な音色のガムランとは?!
・意味は「叩かれるもの」
・その『叩かれるもの』で奏でられる音楽のこともさす
・現在、バリ島には数十種類のガムランがある
・音程を微妙にズラした同じ楽器2台で交互に一つのメロディを埋め合わせ
 ていくコテカン奏法が一般的


予め鑑賞する舞踏が決まっていればストーリーの概要も一読しておいくとよ
いが、当日決める、なんて場合でも、公演会場に行けば日本語で書かれたス
トーリーが配られるのでそこら辺の心配は無用だし、この程度の事前知識が
あるだけでも舞踏をより楽しむことが出来ると思う。いやー、舞踏の種類や
ガムランについてなんか全く知らなかったくせによく『レゴンダンス』なん
て言ってたなー私。ハズカシイ。知らないってコアイ。

Legong Dance


日本公演の実績もあるというバリで最も有名な公演グループ、『ティルタ・
サリ』のレゴンダンスを観る予定で旅行のスケジュールを組んだ。
宿泊したロイヤルピタマハにラヤ・ウブド通りまで送ってもらい、賑やかな
夜の通りを歩いていると商魂逞しいチケット売りの少年が日本語で話しかけ
てくる。見た目は小学校高学年〜中二くらいか。その年齢である程度の日本
語が話せるとは。「くっ…」若干の敗北感を感じながらチケットはその子か
ら買った。公演会場はラヤ・ウブド通りから結構距離がある。少年が「送迎
もアルで!」と。案内された車は廃車置場から持ってきたような物凄いバン。
人攫いだったらどうしようとか、帰りもちゃんと送ってくれるのだろうかと、
色々心配になったがちゃんと送り迎えしてくれた。


『プリアタン・バレルンステージ』(公演会場)

開演は19:30。おじさん達が奏でる神秘的なガムランの音色が響いてきた。
どの会場も全席自由席。適当に座ったが皆さんカメラで撮りまくるので前
方の方々がフレームインしてしまう。撮影するならなるべく前の席に座る
とよい。


『Pendet』(ペンデッ) 通称『ウェルカムダンス』

神を歓迎し、感謝を表現しているという。


手に持っているものは『ボゴール』

捧げ物を入れる入れ物で中の花びらを振りまく。
石川梨華似な女性だなーと、ずっとそんなことを思って見ていた右の女性。


『ペンデッ』とは短いという意味。


このウェルカムダンス、短いという名のとおり演目自体は短いが、殆どの公
演の始めに行われる。


舞台の中心よりチャンドン登場。


舞台を清めるという意味もあるソロダンス。

指の反りが凄かった。真似をすると指がつる。


ガレッジセールのゴリではないし、オカマでもない。


「男装した女性の踊りを男性が模して踊る」様子を表現。


演奏するのは『トロンポン』というガムラン楽器の一つ。


ティルタ・サリは、バリでも最も有名な公演グループ。



バリでも一流のダンサー達が集まるとのこと。


また行くことがあれば今度は『ケチャッ』が観たいな。

ガムランの音色、ホンットにいいです。胸に染み入る音色です。
公演の後、物凄い厚化粧のオカマのような人達がバイクで疾走しますが、み
なさんメイクを落とさずにそのまま帰る一流ダンサー達です。私は見れませ
でしたが運がよければ見れるかも。

ティルタ・サリのLegong Dance

公演グループ:ティルタ・サリ
講演会場  :プリアタン・バレルンステージ
公演日   :毎週金曜日
時間    :19:30〜開演
料金    :Rp.10,0000
宿泊したロイヤルピタマハはお願いすればラヤ・ウブド通りまでの送迎が
あります。


関係ないけど言わせて。
MacBook Air 11インチ欲しい!