ヨーロピアン・クラッシクスタイルで蘇った『東京ステーションホテル』
本日オススメの逸品は、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事によって再生した『The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)』です。
東京ステーションホテルの客室見学と、宿泊者のみが利用できる、プライベート空間でのランチ体験の企画を見つけた。2007年の修復復原工事着工から 5年余の期間を経て、漸く2012年10月に完成した丸の内駅舎。一頃は、完成に伴う様々な報道が流れ、そのゴージャスな内装や設備に感動したこともまだ記憶にも新しい。そんな東京ステーションホテルの内部が泊まらずして見れて、その上フレンチのランチが楽しめるとは、なんて素晴らしい企画。これはもう、行かない理由がない。
東京駅丸の内駅舎
引きで向かいの丸ビルから撮ってみた。丸ビルが自身が影になって薄暗い。おまえだよ!丸ビル。
この撮影スポットは白人観光客が多いな。皆さん、どこでこんな場所の情報を仕入れてく
るんでしょう。私なんかよりよく知っている。
そうか、5年も工事をしていたんだ。長かったね。この場所と5年で色々と思い出しちゃった。
1914年に、西洋建築家辰野金吾によって設計された、中央停車場(現東京駅)を復元した丸
の内駅舎ドーム。
八角には干支のレリーフが施されているが、干支が4つ足りない。北口も南口も同じ干支。
残り 4つの干支はどうしたのかというと、辰野金吾ゆかりの地の資料館だかなんだかにあ
ると説明を受けた。
しかし、聞いた直後にその情報は頭から揮発し、コンダクター女性の「是非残りを探してみてください!」の言葉しか記憶に無い。探しに行かないからいいや。皆様の干支はありましたか?私のはありませんでした。
The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)
完成してから何度も東京駅を利用していたが、ホテルへのエントランスが全く分からず、何処にあるんだろうと思っていた。こんな場所にこんな狭さで存在していたとは気付かなかった。(丸の内南口みどりの窓口左)
The Lobby Loungeの前を通り、エレベーターホールへ。
まず、客室のある 3Fに連れて来られた。連日満員御礼で全国各地はもとより、都内在住の方も宿泊するほどの大盛況だそうだ。平日なら泊まれる日もあるが、休日祝日は向こう三年は予約で一杯なんだって。
おお!ここは、下から見あげた時に見えたあの窓!北と南に一ヶ所ずつある分けか。
最新の耐震装置を持つホテル。一旦駅舎を持ち上げ、下に耐震装置を埋め込んでいるので最大級クラスの地震でも起きない限り、揺れを感じることはなさそうだ。
南北真横に長いホテル。端から端までの移動距離、結構あるよね。
リビングルーム
ヨーロピアン基調のお部屋は、綺麗は綺麗だけど80万出して泊まりたいかな?というのが入室直後の率直な感想。まあ、そんなことすら思いもせずに軽く利用する層もいる分けで。
1室しかないロイヤルスイートは、駅舎中央の3階に位置し、173m²と東京ステーションホテルで最も広い。窓の外には、皇居に向って真っすぐに伸びる行幸通りが一望できる。
しかしながら、ソファーのすわり心地は、眠ってしまいそうなくらいとっても良かった。
バスルーム
なんだろうな。普通っぽいような。スミニャックのヴィラのバスルームの方が何倍も感動したなあ、など。
アッパー層以上なら、記念日なんかにお手軽に宿泊しそうだね。夜景はとっても綺麗だと思うし。君の瞳に乾杯。
ベッドルーム
横たわってみたいが、ベッドメイキングされているのでさすがにそれはできない。
取り敢えず、ベッドの上が100本のバラで敷き詰められている所を想像してみた。
滅多に見学できる場所ではなかったということで、とても面白い体験ができた。このあとは4FのThe Atriumでフレンチランチだ。レストランへGOGO!
皆様も特別な日にお泊りしてみてはいかがでしょう。一般客室なら我々にも手が届く範囲のお値段です。
『The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)』お試しあれ。
The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)
東京都千代田区丸の内9-1
TEL:03-5220-1112
東京駅