いつ訪れても和む開放的なアートカフェ。原美術館の『カフェダール』が素敵!
本日オススメの逸品は、ついつい時が経つのも忘れてしまう、開放的なアートカフェの『カフェダール』です。
一年に一回は訪れている品川の『原美術館』。特に気になる展示の開催がなく
てものんびりできるカフェ目当てで訪れるのだ。1930年代のヨーロッパモダニ
ズム建築を取り入れた建物で1979年に開館。さほど広くもないのでアート鑑賞
にはそんなに時間はかからないが、カフェに入ったが最後。お天気の良い日な
どは、中庭を眺めているだけで、時間の経過も忘れるほどのんびりゆったりで
きる素敵なアート空間なのだ。
原美術館
JR品川駅高輪口から徒歩15分くらい。 317号線を五反田方面へ進み、御殿山交
番前の十字路を左折し、直進すると左手に見えてくる。
「アート・スコープ 2009-2011」─インヴィジブル・メモリーズとやらが開催
されている模様。
建物の外観が醸しだす、昭和っぽい匂いが好きだ。
子供の頃、ちょっと裕福な家庭の庭にはなぜかお約束のようにソテツの木があ
った。ここへ来てこのソテツを見る度にそのことを思い出す。
いまでも使えるのか不明なピンク電話。今度10円入れてみようか。
なんとなく、古い病院をイメージさせる扉の向こうがアート空間。
カフェダール
色々茸のコンソメリゾット、フレッシュフォアグラのソテー添え 1260円
ふふ。大好きなフォアグラがメニューにあったので迷わずチョイス。
フレッシュかどうかはちと疑問であったが、まずまずのお味なのでよしとする。
ちょっとソテーしすぎなんじゃないの?
暫くしたらテラス席があっという間に満席になった。
ここに陣取る皆さんは週末限定のガーデンバスケットをオーダーしている人が多
い。プチオードブル、デザート、ワイン(フルボトル)のセットで 2名用2940円で
いただけるのだ。アートなお庭を眺めながらのランチにワインなんて素敵だよね。
白いタイル地に藍で木の実や茸が描かれているのがとっても可愛い。
それぞれのプレートには、アーチスト名と作品名も書かれているので興味のあ
る方は見てみてね。
中庭は自由に入っていいのだ。でもテラス席から写メを撮っている人も多いの
であまりウロチョロするのも申し訳ない。
本を読むもよし、あいぽんいじるのもよし、大切な人と楽しく語らうのもよし、
そんな場所。
気づけば一人で二時間も居てしましった。アート観にいこーっと。
原美術館の『カフェダール』超オススメです。
原美術館
東京都品川区北品川4-7-25
TEL:03-3445-0651
OPEN
11:00-17:00(水曜のみ20:00迄開館)入館は閉館の30分前迄
休館日:月曜、年末年始、展示入替期間
アクセス
JR品川駅高輪口から徒歩15分または、都営バス「反96」番系統五反田駅行きバス停
「御殿山」下車徒歩3分
駐車スペース有