雲丹磯辺巻きの天ぷらが美味しい！『天ぷら八坂圓堂』そうだ京都へ行こう(洛東:祇園) - カメレコ！～カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品～

本日オススメの逸品は京都でリピした美味しい天ぷらのお店『天ぷら八坂圓堂』です。

初めて八坂圓堂を訪れたのは2008年のお正月。今回の京都旅行を計画したと
きに、リピートすべきお店として挙げていた。前回は、ディナーだったので
今回はランチで。祇園の八坂通にある、京都風情が漂う数寄屋造りの町屋で
美味しい天ぷらをいただくのだ。春野菜や夏野菜、京野菜や山菜、京都祇園
ならではの旬の魚介を、綿実を絞った高級てんぷら油で揚げていく京都風天
ぷらは一つ一つ目の前で揚げられアツアツをいただくことができる。
夜の雰囲気も素敵だったけど、新緑の香るお昼に行ってお店の佇まいを眺め
るのもいいかも。

天ぷら　八坂圓堂

おおー、久しぶりにきたよ。

当たり前だけど全然変わってない。

数寄屋造りの町屋は京都ならでは。素敵だね。

さてさて、美味しい天ぷらをいただこうかな。

椅子天ぷらカウンター

カウンター席はランチや夕食時に気軽に、京都風天ぷらを楽しむことができ
る。偶然にも前回もこちら側の席だった。そしてサーブもこちらの板さんだ
った。

京都の季節と共に変わるネタ。今日は何があるのかな。楽しみ。

ランチコース鴨川3675円(税込)

先付け　汲み上げ湯葉。

京都といえば、お豆腐系。この湯葉も喉越しよくってチュルンといただける
も、お味はまったり濃ゆくて。

圓堂名物トウモロコシとエビのすり身。

ここのトウモロコシの天ぷらはとっても甘くて大好き。薄付きの衣とトウモ
ロコシってすごく合うのよ。名物とうたうだけあってメチャ美味だ。

エビのすり身はスクェアに切った食パンに盛って揚げてある。サクサクした
食感。軽くお塩を付けて。

エビ天。

こちらもキメの細かいお塩でいただく。お抹茶のお塩でも美味しいよ。

カボチャ。

カボチャ大好き。ホックリ甘い。天つゆに付けていただこう。

マスのシソ巻き。

レモン汁がかかってるのでお塩でどーぞ。私、マス好きなんだな。身が柔ら
かくてンマイ。

ランチコースで一番軽い『鴨川』は、先附、おまかせ天ぷら10品（名代揚2、
車海老2、魚介3、野菜3）、お食事（ご飯とかき揚、赤だし、香の物）と盛り
だくさん。

因みに、ディナーはもう、胃がはち切れんばかりになる。だけど、シメに出
る天茶はとっても美味しいよ。

足りなければ単品を追加することもできるので、お値段的にも『鴨川』が一
番いいと思うよ。

春子(はるこ)。

この魚は…？

花菜(はなな)と春子(はるこ)。

なんだか、女の子に付けたくなるような名前。春子とは、マスの稚魚のこと。
初めて食べるよ。花菜は菜の花のこと。京都の呼び方なのかな？春子は、お
塩を付けて頭からパリパリといただくのだ。

目の前で、黙々とカウンター席のお客さんへ天ぷらを提供する板前さんの手
は休むことがない。

舞茸。

サクサクした食感の舞茸はお塩でもいいし、天つゆでも美味しい。

穴子。

ふんわりと柔らかな穴子は、一口目はお塩を付けて、二口目は天つゆ。二度
美味しい！

雲丹磯辺巻き(別注、時価)

『鴨川』コースには含まれない雲丹磯辺巻きだが、どうしても食べたいじゃ
ない？含まれていないなら別注すればいいのよ。雲丹単体ではなく、なにか
混ぜ物をしてこの形状だが、雲丹の味が損なわれていないので、なんだろう
、卵白かな？白身の魚では、こんなにふんわりした歯ざわりにはならないの
で、私感ではありますがおそらく卵白かと。ウンチクはさておき、これは絶
品。この磯辺巻きを食わずして東京へ帰れるか、というくらい美味しい！！
当然、お塩でいただいた。予約時に値段を聞いたら時価で、1本1000〜2000円
とのことだったが、実績は税込1260円。決して安いものではないけれど、京
都へ行った時しか食べれないのだから、たまにはこんな贅沢をしてもいいよね。