これがアート島だ!直島の魅力その2 ベネッセハウスの宿泊棟 ミュージアム棟VSオーバル棟
今回は宿泊棟をご紹介します。
とにかく建物自体の設計が見事。建物が地中に上手く潜り込んでいて島の景観を損なわない設計なのだ。外から建物が見える場所が少なく、唯一撮れたのが海側のここくらい。上空から見たらよく分かるんだろうな。
ミュージアム棟
ミュージアム棟は下階がギャラリー、カフェ、レストラン、上階がホテルになっている。部屋の中は特に変わった趣向はなく、ごくごく普通なのだが広い窓から見え景色が気持ち良い。見るもの全てが斬新でアートで美しい。そんな宿泊棟に驚きの連続であった。
照明のせいだろうか。安藤氏のコンクリート建築はなぜか冷たい感じがしない。
同じ地球にある空、海、海岸、木々の組み合わせなのに海外とは全く雰囲気が異なる。当たり前なのだがなんとも不思議な感じがしてしまう。
オーバル棟
ミュージアム棟から宿泊者の鍵でしか開かない扉を開けると、そこにはトロッコの発着場がある。なんとミュージアム棟から更に小高い位置にあるオーバル棟へ行くにはトロッコに乗るのだ。
ボタンを押すと上から緑色のかわいいトロッコがガタゴトとお迎えにきた。
実は線路の隣、ココを一気に駆け登れば2分くらいでオーバル棟に着いてしまう。と、スタッフがこっそり教えてくれた。
登り切った頂上にオーバル棟がある。トロッコより全然早く到着。
オーバル棟は名のとおり、楕円形の建物で中央に流れのある池が配置されている。
トロッコ発着場から部屋へ通じる通路の周りにも水が絶え間なく流れている。
なのに、昼間はこんなに爽やかなのだ。同じ場所↑とは思えない。
ご存知キース・ヘリング
見るべきところが多すぎてお部屋でゆっくりできなかったのが悔やまれる。せめて半日くらいはお部屋でゆっくり読書でもしていたらちょっとカッコいい。
夜、部屋に戻ってきたら可愛らしい差し入れが届いていた。スタッフの心尽くしに感謝。
次回は本村地区のサイトスペシフィック・ワークの巻。
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