カメレコ!~カメ女を目指して奮闘中の働く女性がレコメンドする本日の逸品~

旅行や美味しい物を食べること、そしてカメラが大好きな私が出逢ったお気に入りをドンドン掲載していきます!よければ眺めてみてくださいね!

瀬戸内海のアート島 ベネッセハウス テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer(直島)

本日オススメの逸品は、穏やかな瀬戸内海が一望できる海辺の『テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer』です。
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旅行の楽しみである食事。これがハズレであった場合は、なんとも虚しいというか悲しいというか。特に、それなりの料金であれば、その金額に正比例して期待も右肩上がりになるものだ。4年前もディナーは『テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer』でいただいた。申し訳ないが当時は大ハズレ。たまたま頼んだものがハズレだったのかも?と、思いたくてもそうは思えない、見た目から酷い彩り、貧相な盛り付け、お味も普通。素人レベルで料金に見合ったものではなかった。しかし、この4年の間に、日本やフランスで複数の店舗を経営する吉野建氏をアドバイザーとして招聘し、厨房スタッフも入替えがあった模様。ムムムこれは....今度こそ期待していいんじゃない?!


『テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer』

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夏の頃の18:00。南向きの全面ガラス窓のお陰で、この時刻でもまだ明るい店内。


海を眺めながら、梅酒のお湯割りでホット一息。なんていい気分なんだろう。
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Terroir ~テロワール~ 7品 7500円

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アミューズは可愛らしいアンチョビの入ったクロワッサンとシュー生地にチーズを練りこんだグジェール。フム。美味しい。これは期待できそう。


二品目のアミューズは、ホワイトアスパラガススープ。淡泊な野菜のスープに甲殻類のエスプーマがプラスされ、コクがある。スープというよりプリンのような舌触り。オレンジピールが爽やか。
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コチラ、わたくし大絶賛のローズマリーのフォカッチャ。(左)
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あったかくて柔らかくてもっちもちで、メチャメチャ美味しい。小豆島産のオリーブオイルでいただくとこれまたパクパクいっちゃう。他のものが食べれなくなりそうなのを承知でお代わりをいただいたほど。


フォカッチャには、樹木のようなフレッシュな香りのポワブルロングを練り込んでいる。黒胡椒に似た風味だが、辛味はやや弱くほんのりと甘みがあるのが特徴。
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アナゴの燻製のアントレ。スライスした茄子のチップとともにバジルソースで。アナゴは鰻ほど脂がしつこくないところが胃に優しいよね。
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お皿の上の宝石を一粒ずつゆっくりと味わう。
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新玉ねぎのスープは、甘みが際立ち、とってもまろやか。美味しい。
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赤ピーマンのピューレとグリーンのお野菜で描かれたお皿のキャンバス。本日のポワゾンは、スズキのポアレ。皮が香ばしくパリパリ。適度な塩加減でフォカッチャとよく合うんだこれが。白身魚のお料理に欠かせない、白ワイン使ったヴァンプランソースは、フォカッチャで拭って全てキレイにいただきました。
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ふと、海に目をやったらなんか歩いてる。海の中をザブザブ歩いている。スタッフの方に伺ったところ、よくあそこを歩いていて、なんて鳥なのか名前は分からないそうだ。キミ誰。
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テーブルのキャンドルが灯された。
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まだ明るいが陽は落ちている。店内もリラックスできるオレンジ色の照明に包まれた。そろそろお腹も満足してきたかな。
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デセール一品目は、桃のコンポートブランマンジェ。口に運ぶとブランマンジェがトロっと溶け、フワッとアーモンドの香りが鼻を抜ける。最高。
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デセール二品目は、イチゴのスープ。これがまたイチゴ好きには堪らない。ブラマンジェのエスプーマと混ぜあわせていただく。一番上にちょこんと乗っているのは、胡椒入りのメレンゲ。甘さの中にちょっとピリっとしたアクセント。
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今回は、ディナーを楽しむことが出来てとっても満足。お腹も一杯になった。
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ようやく直島の夜が始まりだした。
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『テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer』オススメです。


ベネッセアートサイト直島


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ハイクオリティ!ハイコスパ!カジュアルフレンチの秘密兵器『Les mariages de GAKU(レ・マリアージュ・ドゥ・ガク)』(恵比寿)

本日オススメの逸品は、ハイクオリティ!ハイコスパ!カジュアルフレンチの秘密兵器『Les mariages de GAKU(レ・マリアージュ・ドゥ・ガク)』です。


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とうとうワタクシ史上最強のカジュアルフレンチに出会ってしまった。今まで行ったフレンチのお店全てが霞んでしまうほどの感動と感激を私に与えてくれた『GAKU』。場所は、JR恵比寿駅から徒歩3分程の好アクセス。席数は14席とこじんまりしているが、常に予約でいっぱいだ。このお店「予約が入っていない」などということはまずない。シェフ渾身の一皿一皿を味わって「なるほどこれはすぐ埋まる分けだ」と納得した。全てにおいて美味しいのだ。そして美味しいだけではない。驚きはディナーコースのお値段なんと5250円!嬉しい誤算とはこのことを言うのか。


Les mariages de GAKU

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エントランスは一間ほどの間口。初めての訪問時にお喋りしながら歩いていたら、通りすぎてしまいそうなほど小さなお店のGAKU。
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この手のお店、さすがに女子率が高い。既に数組の女性グループがお楽しみ中。私達もグラスワインで乾杯。
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なんとも可愛らしい油絵が飾られている。なんの気になしに眺めていたが...。
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ディナーコース 5250円

本日のアミューズ フォアグラのブリュレ
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直訳すると「焦がしたプティング」であるが、そこはフォアグラ仕立て。カスタードとフォアグラのコクのある舌触りに加え、バーナーで焦がしたカラメルのほろ苦い甘さが絶妙なバランス。喉を通る瞬間、微かにフォアグラの味と香りがする。このアミューズで以降のクオリティに期待が高まった。マイクロトマトがカワイイアクセント。


わたくし鬼門のパン。パンが美味しいお店は要注意。小振りだからと調子に乗って食べているとパンでお腹が一杯になるのだ。
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アントレ
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豪華なアントレに歓喜する我々。人参のムースの上には、ホタテのスモーク。生食でいける水茄子と一緒にいただくとこれまた美味しい。長崎のファーストトマトのお味が濃いこと。フルーツのような甘さだ。蛍烏賊はぷりっぷり。


青唐辛子のような風体のコレ、大根の赤ちゃんなんですって。この状態なのはほんの数日。今しか食べられないものを今すぐ提供する。まさに料理人オブ料理人とは、こちらのシェフを言うのでは。食べるとなるほど大根の味がする。でもちっとも辛くない。
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アントレで一際我々を唸らせたのが、北海道で捕れたマスのスモーク。塩の加減が本当に上手い。人間の身体が欲する調度良い塩加減なのだ。燻された香りを楽しみつつ、フランボワーズのシャボンの甘酸っぱさと微かな塩気を堪能。レア加減もプロのなせる技。皮はパリッパリでとっても美味しい。
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お楽しみの一品、アントレ第二弾
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フレンチどころか、お料理全般に余り使われない色。真っ黒に焼いた石かと思った。見た目で「海苔?」と思ったが、答えは、ビールで溶いた衣に竹炭を混ぜたもの。ほほーこれはまた斬新なアイディア。


ナイフを落とすとフライされた薄めの衣はやや固め。サクッパリッとした感覚が手に伝わる。中身は夏の味覚であるハモ。骨切りと小骨の処理は完璧。柔らかくふっくらしたハモで、シャキシャキのヤングコーンをくるっと巻いたこのお料理こそ、ヌーベルキュイジーヌと呼ぶに相応しい。おソースは甲殻類の出汁が効いたクリームソース。淡白なハモと甲殻類のコクがピッタリ。
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ここまでで私の満足度はかなり高い。ボリュームもお味もビジュアルもハイスコアを叩きだした。
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雰囲気がツカジ似のシェフ。とっても優しそうで心の底からフレンチを愛し、自分の仕事に誇りを持っているんだなって、お料理を通して伝わってくる。
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美味しさと満足感が胃を6割占めた頃、本日のメインで使用するナイフのカラーの選択を迫られる。
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ふと、壁の絵を見て今頃気づいた。ああ、あの絵はこのお店、シェフ、スタッフを描いたものだったのか。
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「美味しく焼けたよー」シェフスペシャリテ、ヴィヤンドの登場だ。
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イベリコ豚
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とても豚肉とは思えないほど、鮮やかな色。肉質はとても柔らか。そして甘みがある。美味しい。豚肉にホワイトソースの取り合わせは余り馴染みがないが、お裾分けを食べてみると合うことが判明。GAKUのシェフだからこその技かも。友人曰く「目をつぶって食べたら多分なんのお肉かわからないワ」普段食べつけない、良い物を食べた時の有り難いお言葉を拝聴。


黒毛和牛(イチボ)(+500円)
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おしり上部のお肉。そのうちの、下側のやわらかい部位をイチボと呼ぶ。こちらもお裾分けで味見。んまー、和牛もいいね。なんて柔らかいのでしょう。噛むほどに和牛独特の風味が増してくる逸品。素晴らしい。


骨付き仔羊
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私は仔羊党。とてもよい香りがする。お肉は柔らかくしっとりと味が染みており、仔羊特有の甘みが口いっぱいに広がる。骨付きとうたっているが、骨はちゃんと切り離されており、添えられているだけ。シェフの心遣いを感じた。ソースは、フレッシュトマトとバジルソース。付け合せはマコモ茸、インカのめざめ、サラダ三つ葉、蕎麦の芽。とりわけ、にっちりした歯ざわりのインカのめざめが美味しかった。


最後の一品GAKU作ヌードル
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「私、麺類大好きなんです」シェフのこの一言に思わず皆笑顔。我々も麺類大好きだ。アサツキを練りこんだグリーンの生麺は、手打ち特有のもっちり感。とっても美味。


つけダレと言っていいのか迷うが、クラムチャウダースープ。このスープに麺をつけていただく。
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うわ。なにこれめちゃくちゃ合うわ。さっきのお肉でほぼ満腹になっていたのに、ツルツルと喉を通っていく。麺もスープも綺麗にいただいた。
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全員満腹過ぎて苦しいのだが、デセールもしっかり選ぶ。面白いことにヴィヤンドもデセールも被らなかったのよね。
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パインとココナッツのマリアージュ
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フランス語で「結婚」の意。お料理界では取り合わせの良いこと、互いを引き立たせ合うことを指す。その名の通りパインの酸味のさっぱりさと、ココナッツの優しい甘みが相まってとても美味しい。これにしても良かったかも。


パッションフルーツのクリームブリュレ
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こっちも適度な甘さと量で、かなり美味しい。満腹を訴えていた友人もペロリ。美味しいものって入っちゃうのよね。


丸ごとリンゴのプリン
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私はプリンをチョイス。小振りのリンゴを繰り抜き、器に仕立てたその中は、トロットロのプリン。表面を軽くカラメリゼしてあり、甘さ、ほろ苦さ、酸味、クール感のバランスは神業だ。


ハイコスパ、ハイクオリティ、ハイビジュアル。GAKUこそ、何度も訪れたくなるカジュアルフレンチの最高峰といっても過言ではないほど、私の中で堂々の一位となった。
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『Les mariages de GAKU』カナリオススメです。


Les mariages de GAKU(レ・マリアージュ・ドゥ・ガク)

東京都渋谷区恵比寿1-4-1
TEL
03-6450-4743
OPEN
Lunch 土・日・祝日:12:00 ~ 
Dinner火~金:18:00~23:00(L.O.21:30)、土・日・祝日:17:30~23:00(L.O.21:30)
月曜・第1日曜日定休
席数
テーブル8席、カウンター6席
アクセス
JR恵比寿駅東口より徒歩3分


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恵比寿の小さなカジュアルフレンチ『moRi』(恵比寿)

本日オススメの逸品は、恵比寿で見つけた小さなカジュアルフレンチレストラン『moRi』です。

 

 

どこの職場にも一人はいる、自分と「合う人」。「合う」と一口に言っても、気が合うだとか趣味が合う、食の好みが合う、といろいろあると思う。9割が男性という私の職場(フロアー)には、残念ながら気軽に夜のお誘いができる女性はいないのだが、開発委託をしているベンダーさんの一人に、旅行が大好き、美味しいものを食べるのが大好きという女性が一人いる。彼女と旅の話や食の好みが合うので、年に数回ではあるがこぞって食事へ行くことがある。アルコールがイケル方なので、下戸の私では若干役不足な点が申し訳ないが、気にせずお付き合いしていただけるのが嬉しい。そんな彼女と企画したレストランの新規開拓。二人の一致したキーワードは「仔羊」「フォアグラ」。これはフレンチで決まりだね。

 

moRi

場所は、JR恵比寿駅西口を線路沿いに品川方面へ向かう。この道、結構急勾配な登り坂で、話をしながら登ると息切れ全開になるのだ。

 

 

店内は、カウンター席とテーブル席合わせて16席とこじんまりとした創り。さっそく予約していたコースメニュー「モリセレクトコース」をオーダー。

 

 

 モリセレクトコース 8400円

アミューズ 旬のたけのこ

 柔らかい穂先を使用した前菜。見た目からは、和のお出汁で炊いたたけのこを想像するが、ここはフレンチ。味付けは実にシンプルなコンソメベースだ。

 

アントレ 蛍烏賊と春キャベツのアサリの冷製コンソメ仕立て

 

蛍烏賊大好物。旬の季節には生姜醤油でいただくことが多いので、アサリのスープがとても斬新。身はプリプリで美味しい。 

 

スープ 中勢似・熟成 鹿児島黒豚のコンソメ

「中勢似」は、熟成肉を専門に取り扱う田園調布の精肉店。たかがスープされどスープ。フレンチの基本中の基本であるコンソメスープとして使用する材料に、ここまで拘るところにシェフのフレンチに対する情熱を感じてしまう。黄金色のスープは、それはもう繊細なお味。

 

アントレ フォアグラポアレのクレープシュゼット 白ボトル酒の香り

小ブリながらも、大好きなフォアグラの登場。クレープ生地に包まれたフォアグラに、白ボトル酒をふりかけフランベ。ソースははちみつレモン。毎回言うけど、フォアグラと甘酸っぱいソースって、ホンっと合うのよね。しいて言えば、フォアグラ自体にもう少し弾力があっても良かったかも。少し水っぽい気がした。

  

アントレ 蝦夷鮑のステーキ

丸ごと一個、鮑のステーキ!想定外で驚いた。そっとナイフを落とすと、あらまあ、なんと柔らかいことでしょう。お刺身で食べるコリコリ感とは全く異なり、貝の身がとっても柔らかい。ソースは蜂蜜白ワインビネガークリームソースがベースで、鮑の下には肝のソースが。 食べている私の体内に、溶け込んでくるような柔らかさとボリュームがある一品。

 

プラ 仔羊のポアレ 赤ワインソース

メニューには、和牛ロースのポアレとあったのだが、予約の際に、仔羊に変更できるかお尋ねしたところ、快諾していただいたのだ。肉は柔らかく、そして甘みがある。しっとりと味が染みていて豊かな味わいだ。 

 

デセール 3種のデザート

ラム酒のムース黒糖シロップ(手前右)、チョコレートのゼリーで覆われた苺(奥)、フルーツのテリーヌ(手前左) がキラキラのプレートに乗って登場。ここで最も気になったのが「チョコレートのゼリー」透明で普通のジュレにしか見えないのに、チョコレートとはどういうこと?とスタッフにお尋ねしてみた。なんのことはない、チョコレートリキュールのゼリーであった。チョコレート=茶色の先入観があるから、どこがチョコレート?って思っちゃうよね。

 

デセール ソーテルヌゼリーとショコラプリン

カワイイキューッビックグラス。ソーテルヌはフランスのアキテーヌ地域ジロンド県のコミューンで、その辺りの5つの村で生産される貴腐ワインを使用。極甘口で蜂蜜のような香味を持ち、デザートワインとして味わわれている。 

 

いやあ、今回も満腹。恵比寿にありながら、この皿数と一万円を切るお値段。コスパ良しと言ってもいいのではないかな。

恵比寿の小さなフレンチレストランオススメです。

 

moRi

東京都渋谷区恵比寿南1-14-2タイムゾーンビル3F

TEL:03-5942-6299

席数:16席

アクセス:JR山手線・日比谷線恵比寿西口徒歩3分

※サービス料無し、テーブルチャージ700円

※13歳未満の子供連れ不可

 


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ミシュランガイド北海道に殿堂入りしていたフレンチレストラン『唐草館』(函館)

本日オススメの逸品は、大正ロマンな館でいただいた初夏の函館フレンチ『唐草館』です。


2012年の春に、日本ミシュランタイヤから出版された「ミシュランガイド北海道2012」。ミシュランガイドは、美味しいもの大好きな人は、もちろんのこと、さほど食に興味のない人でも一度は耳にしたことがあるであろう、レストランの評価を星の数で表すことで知られるレストラン・ホテルガイドの日本版だ。「ミシュランガイド北海道2012」が出るらしいよ?と噂されていた頃、函館旅行を計画していた。出版時期は旅行に間に合いそうだけど、手にするのは難しいかもね、なんて思いながらWEBや北海道本で美味しそうなお店を探していた。旅の醍醐味の一つである「食」探しは、私にとって一切手を抜くことができない作業。旅先の、そこでしか味わえない美味しいもの、珍しいものに出会った時の感動は格別だ。その出会いの瞬間を妄想しながら、お店を探すのがとても楽しいのだ。そんな妄想中に、一件のフレンチレストランを見つけた。東京と違い、函館市では、そうそう数も多くないレストラン。函館・フレンチのキーワードで捜すと、必然的に出てくるレストランだ。お店に予約を入れた頃は、まだミシュランガイドは出版されていなかったのだが、あとで知ってびっくり。予約をした『唐草館』が、まさかノミネートされていたなんて。なんというタイミング。早めに予約してよかった。本が出版されたあとだったら確実に予約困難だったハズ。アブナーイギリセーフ。

唐草館


『唐草館』に到着。私らは車できたが、市電の函館駅前から乗車すれば、最寄駅の青柳町駅まで9分、駅から徒歩1分と、車がないと死活問題の北海道にしては、カナリ好アクセスな場所に位置している。


函館公園の坂を上った所に、大正後期に建築されたという、淡いグリーンの洋館が佇んでいる。


辺りは緑の多い閑静な住宅街。ここが医院として使われていた当時、壁に蔦が絡まっていたことから、この名を付けたという。


内装も極力当時の木のぬくもりを残しており、明治・大正の建築が大好きな私にとって、これはもうウハウハなシチュエーション。食事が楽しみだ。

ある日のディナーメニュー 8500円〜


北海道のレストランは、新鮮な食材をふんだんに使用し、コースもポワソンとヴィヤンドで構成されたフルコースでありながら、一万円を切る値段設定で、本当に高コスパのお店が多い。これまで何回か訪れた北海道で、残念なお店に遭遇したことはない。


盛り合わせアントレ7品

多くのレストランで使用される、初夏の食材といえばソラマメ。少量のアボカドのディップで絡めてあり、コクのある美味しさ。サーモン、ホタテ、白身魚、ハーブのマリネもさっぱりとして美味しい。これはイケますよ。


自家製パンもホカホカ。ついつい食べてしまうと後からお腹にくるのよね。気をつけなきゃ。


前浜のウニと人参のムース コンソメジュレ

いきなりこの量のウニでカウンターをくらう。よく冷やされたガラスの器には、さりげない薄味のコンソメジュレと、フワッとした食感の人参のムースで、ウニ本来の持ち味を損なうことなく、サンドして盛りつけられている。


さすが北海道。旬のウニを惜しげもなく私のためにありがとう。


フォアグラのポアレ

待っていたわこの時を。大好物のフォアグラもさることながら、肉厚の美味しそうなしいたけのグリルがこれまた食欲をそそる。


表面はこんがり、中はトロッと歯ざわりも柔らかく、なめらかな舌触りのフォアグラ。甘酸っぱい果実のソースにつけて口に運ぶと、一気に顔がほころぶ。思わず「シアワセ」


冷製ボルシチスープ

ロシアが生んだ、赤いスープ。ボルシチスープといえば、温かく情熱的な真っ赤なスープが思い出されるが、こちらは淡いピンクの涼し気な冷製ボルシチ。ボルシチには欠かせない甜菜の一種であるテーブルビート(日本ではビーツ)が持つ色素によって染め上げられているのだが、フレッシュ生クリームの投入で綺麗な淡いピンクに。そういえば、北海道の特産物の一つにビーツって、小学生の頃、社会で習ったわね。それはさておき、まったりして美味しいー。


真鱈のヴァプール ヴェール仕立て

見た目も爽やかな白、グリーン、赤の食材に、目で楽しむ料理とはこのことか、と唸る。


真鱈とエビの蒸し料理には、新鮮なグリーンアスパラが添えられ、ソラマメのソースを絡めていただく。最高に美味しいぞ。


十勝牛ヒレ肉のグリエ

直火の網で焼かれた牛ヒレ肉のグリエ。何グラムあるのだろう。結構な量。そしてめちゃくちゃ美味しそう。


ナイフの通りもすっとよく、生クリームで伸ばしたデミグラスソースによく合うお肉は、とても柔らかい。生きてて良かった。というか、もうお腹パンパン。


デザート三種、コーヒー

またもや胃がはちきれんばかりの状態。ここに来て、デザートが三種であることを知り、ケーキのカットは「小さめで」とお願いする。お連れ様は、ガトーショコラとチーズケーキ。


私はアップルタルトとチーズケーキ。バニラアイスクリームにははちみつソースが。ケーキはもちろん美味しかったが、はちみつソースのアイスクリームがさっぱりして美味しかった。


訪れた日は、既にミシュランガイド北海道が出版されていた。そのせいか、平日であるにもかかわらず満席。お客さんの層は、若干高めで大人がゆっくりとお料理を楽しむ雰囲気。食事が終わり、賑やかだったホールも、徐々に静寂さを取り戻し始めていた。


最初から最後まで納得のいく美味しさに加え、この品数そしてお値段。高コスパの『唐草館』オススメです。

唐草館/函館市公式観光情報サイト
北海道函館市青柳町21-23
TEL:0138-24-5585
Open
11:30-15:00(14:00L.O)、18:00-22:00(20:30L.O)
定休日
月・第2火曜日、年末年始
アクセス
青柳町下車徒歩1分
駐車場有2台
喫煙不可


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『東京ステーションホテル』見学後に体験した『The Atrium』のランチ


本日オススメの逸品は、『東京ステーションホテル』宿泊者のみが利用できる『The Atrium』のランチ体験です。


東京ステーションホテルの客室見学後は、おまちかねのランチ体験だ。この日の見学者数は、50名余り。しかも団塊の世代な方が殆どで、若くはない私が一番若そう。なにこの氷川きよしのコンサート会場ぶりは。幅広い年齢層が集まるのかと思っていたのは、私だけのようだ。ランチテーブルをご一緒した、少し若いころの野際陽子似の方に聞いてみたら、この手のツアーは、リタイア後の方が多く参加されるのだとか。特に、一人暮らしの女性が多い。死別された方、離婚された方、たまたま縁ある伴侶に巡り合えなかった方と、様々だ。今の時代の縮図のようだね。そんなオバサマ達とのランチ。私もそろそろ仲間入り...とは、まだ思いたくない。

The Atrium


場所は4F。リッチモンドインターナショナル社が内装デザインを手掛けた、 400m²を超える広大なプライベート空間。


奥には、スモークガラスで仕切ることができる、個室空間もある。


当時の赤煉瓦の壁も、現代の内装に上手くマッチしていた。雰囲気はかなりいい。


Crossのよう。これも当時からこのようになっていたのかしら。


こんな空間で、朝食やランチをいただくだけで非日常を味わえちゃう。ちょっといい気分。


『The Atrium』は、東京駅の中央最上部に位置する。


天窓を備え、最大天井高はなんと9m。柔らかな光が差し込むラウンジは、ふんわりとした
明るさ。

The Atrium Lunch


一口アミューズは、クレープ生地に包まれたナニカ。一口で食べてしまい、味は記憶の彼方へ。


見た目もカラフルなアントレは、海の幸と季節のサラダ 白バルサミコと木苺のヴィネグレット

ヴィネグレットは、サラダに使われる冷たいソース。いわゆるドレッシング。バルサミコと木苺で酸味の中に、ほのかな甘さが。魚介はハズレのない、ホタテ、エビ、イカと、どれも大好きなものばかり。


本日のスープはかぼちゃ

かぼちゃはこっくりとした甘さで美味しい。


ポワゾン 築地より入荷の本日の鮮魚オーブン焼き

プロヴァンス香る調理法とのことだが、何処らへんがプロヴァンスなのか、ちょっと分からず。野菜とハーブを使った爽やかなソースが、フランスの田舎を思わせる...そんな所?


ヴィヤンド 黒毛和牛の赤ワイン煮込み フレッシュヌイユのクリーム和えとともに


お肉は確かに柔らかい!デミグラスに少しインパクトがない気がしたが、柔らかいお肉はスルスルと口に放り込まれてく。


シェフパテシエ特製デザート

私は、これが一番美味しかった。あまおうのソースがイチゴイチゴして、本来のイチゴの
香りと甘みがそのまま活かされ、とっても好みのお味だ。おかわりしたいくらいであった。


食事の後は、コーヒーでも飲みながらご歓談くださいって感じであったが、ひとしきりお喋りを堪能したオバサマ方は、チラホラとご帰宅の様子。


写真はむしろドンドンお撮りくださいだったので、私は一人黙々とシャッターを切っていた。


帰りに、1Fの『The Lobby Lounge』をチラ見。


ここは窓の外が東京駅前にあたるので、自然光が入り、とても明るい。宿泊客でなくても利用できるのかな。近いうちに、英国式ヨーロピアン・クラシックの内装を見に来よう。


ホテルの中には、ラグジュアリー感あふれるレストランがまだまだある。旅の締めに是非とも利用してみたい。なーんて思った。(思っただけ)

『The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)』お試しあれ。

The Tokyo Station HOTEL(東京ステーションホテル)
東京都千代田区丸の内9-1
TEL:03-5220-1112
東京駅


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麻布十番の隠れ家的フレンチ『Liberte a table de TAKEDA (リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ)』(麻布十番)


本日オススメの逸品は、麻布十番の隠れ家的フレンチ『Liberte a table de TAKEDA (リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ)』です。



フレンチが足りない。身体がフレンチを欲している。丁度、古い友人に数年ぶりに会う機会ができたので、再開の場をフレンチレストランにしようと思った。どこがいいかな。リピしたいお店は多々あるものの、東京には未開のレストランが星の数ほどある。やはりここは新規開拓だろう。場所はどこがいいかな。ここのところご無沙汰をしていた麻布十番で探していたら隠れ家的なレストランを発見。ここにしてみよう。どんなお料理がサーブされるのか楽しみ。リサーチしているうちに、友人との再開よりコッチが楽しみになっていた。


Liberte a table de TAKEDA (リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ)


いやあ、ここ初めて行く人はちょっと分かりにくいかも。ディナーで暗かったから尚更かもしれない。私はあいぽんの地図がなかったら一発で辿りつけなかったでしょう。


住宅街の中にひっそりと佇むお店は、今夜も沢山のお客さんを待っている。それではお邪魔します。


落ち着きのある、素敵な店内。まだ席は埋まってないけど、このあと続々と予約のお客さんが来店。いつしか店内は満席近く埋まっていた。殆ど女性客。女性は綺麗で美味しいものが大好きだからね。


相変わらずのアルコール弱者なことを伝えると、ソムリエに美味しいぶどうジュースを勧めていただいた。おおお!これは美味しい。ワインのような渋みと風味でありながらアルコールを感じない。美味しいぶどうジュース、この感動は青山のフロリレージュ以来か。


Weiber Traubenmost

早速チェキ。Traubenmostとは、無添加・無加水で、ワイン用のぶどうで作られるぶどうジュース。その年のぶどうの出来具合によって、毎年味が違うんだって。勉強になった。


良い感じにお腹が空いてきたよ。

menu Liberté ムニュ リベルテ 6plats 9,000円

アミューズ 蟹のタルタルとシトロンキャビア

ホワイトとピンクのストライプで可愛らしい印象の、スライスした蕪の上に、お初のシトロンキャビアが。キャビアと言っても、チョウザメのアレではなく、フィンガーライムとも言われるレモンの変種の実。ん〜爽やか。


お店のオリジナルバターはついついパンがすすんじゃうのよね。ここはグッとセーブ。


アントレ 新鮮なブリとフルーツ

少し生臭さがあったかな。そこは柑橘の爽やかさでカバーして美味しくいただきました。


スープ フォアグラとキノコとポルチーニ茸のソース

これをスープの部類に入れてよいものか。一口大のまん丸の、可愛らしいジャガイモの鞠の中には大好きなフォアグラが。お皿が席に届いてから、濃厚なポルチーニスープを掛けていただきました。濃ゆくて美味しい。


ポワゾン なんのお魚だったか忘れちゃった。

ここまで、ボリュームはそれほど多くはないので順調に消化。こちらもおいしく完食。


ヴィヤンド 鳩のポアレ

手前のレアな部分は食べていて、ササミなのかなと思った。鳩も好きな方なのだが、如何せん食べる部分が少ない。皮はこんがり肉質も丁度いい歯応え。満足。ちょっとお御足が気になったが....


デザート 抹茶のクレームブリュレ

抹茶の渋みが効いたブリュレはひんやりさっぱり、食後にうってつけ。


キャラメル風味のアイスクリーム

この時点で、もうかなり満腹なのだが、それでも手と口は休むことを知らない。カリカリとしたキャラメルとほんのり感じる苦味がタマラナイ。


美味しいコーヒーで消化促進してみる。ふう。


最後に来たプティフール

この執拗なまでのデザートのジャブ。しかし、フィナンシェもマカロンも大好物だ。フィナンシェはバターの芳香が鼻をくすぐり、しっとりした食感。マカロンは外側がサックリ。ぐう、美味しい。


初めはたいした量じゃないわね、なんて思っていたけど、最後の最後まで気の抜けないプレートに、シェフのこだわりと、それをいただくお客さんへの気遣いを感じた、そんなお店だった。

『Liberte a table de TAKEDA (リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ)』オススメです。

Liberte a table de TAKEDA
東京都港区麻布十番2-7-14 1F
TEL
03-5765-2556
OPEN
Lunch 11:30-13:30L.O.(close 15:00)
Dinner 18:00-21:00L.O.(close 23:30)
※日・祝日:Dinner 18:00-21:00L.O. (close 22:30)
席数
28席 ※個室(8〜10席)含む


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フレンチベースの恵比寿のビストロで美味しい魚介料理を『ビストロ シロ』


本日オススメの逸品は、リーズナブルでありながらも美味しい魚介料理がいただける『ビストロ シロ』です。



休日ランチの予定をたてている時に、「前から行きたいと思っているんだよね」と友人が
教えてくれたお店が『ビストロシロ』。調べてみたら、こちらは、動物のお肉料理は一切
提供していない。一見、ごく一般的なビストロであるが、何度メニュを見ようとも、やは
りお肉料理は載っていない。そのかわり、産地に拘ったお野菜、淡路島や築地から直送さ
れる種類豊富な新鮮魚介が一手間も二手間も加えられメニュの構成要素と成している。ど
うやらフレンチのエッセンスが加えられた、美味しい魚料理がいただけるようなのだ。私
と同様、鮮魚好きの貴女ならば一度は行くべきだろう、と胸を張ってオススメしたいお店
である。シロの名物といえば、ブイヤベース。ブイヤベースをいただいた後は、残ったス
ープでリゾットが楽しめる。今回ブイヤベースはオーダーしなかったが、私の中で、「優
良コスパの美味しいお店」に殿堂入りしたので、次回は、ある程度の人数で来て、絶対ブ
イヤベースをオーダーするつもりだ。

ビストロ シロ


小雨がしとしと降る、とある土曜日の昼下がり。レインブーツ装備でランチをしにやって
きた。


もともとはアンティークショップであったお店は、大きく手をいれることもなく、古ぼけ
た味を残しつつも温かみがありいい感じ。


いかにも女性ウケしそうな佇まい。


お客さんの層は予想通り、圧倒的に女性が多い。そのせいか、全席にひざ掛けが用意して
あって、女性に対する心遣いが感じられる。こういう気配りで一つでポイント上がるよね。


1Fの店内は、通り沿いの全面がガラス張りで明るい。


予約してきて良かったわ。あっという間に満席。


先ずは飲み物をオーダーしようか。何がいいかな。

サングリア(ホット)


絶品サングリア。これまで飲んだことのあるサングリアの中で一番美味しい。アルコール
弱者の私とお連れ様であるが、もう大絶賛。恐らくフルーツの処理が長けているのだと思
う。液体は少しの濁りもなくクリア。フルーツの皮から出るであろう、独特の渋みやエグ
味もなく、とにかくスッキリ軽いのに、甘くまろみがある喉越しなのだ。私はコールドに
したが、ホットでもコールドでも甲乙つけがたいほど美味しい。脳内ポイントカウンター
がまた一つ上がった。


2500円のオススメランチコースしよう!(合意)

本日のポタージュ 甘玉キャベツのポタージュ


文字どおり、春先に出回る甘みの強いキャベツを使用したポタージュ。栄養をギュッと閉
じ込めたキャベツは青臭さのない、丸みのあるお味。とろりとして美味しい。


本日のオードブル ヤリイカときのこのフリカッセ 柚子こしょう風味


シェアするので各々違うものをオーダー。オードブルなのに既にメイン並のボリューム。
フリカッセは仔牛や若鶏など、淡白な材料を軽くいためてから煮込み、ホワイトソースで
仕上げたものを指すが、魚介のお店なのでヤリイカがベース。ヤリイカ旨いよね。主張し
ない具材だから濃厚なホワイトソースとよく合う。ソースはパンで拭ってしっかり平らげ
た。

本日のオードブル サーモンとホタテ貝、アボカドのタルタル仕立て


こんがりトーストされたバゲットにのせていただく。なにこれ。嫌いな人なんているの?
タルタル仕立てのアボカドとサーモンはこってりと空きっ腹に効く美味しさ。二人で唸る。

メインディッシュ シロ名物本日鮮魚のロースト 旬野菜添え


頭の先からしっぽまでこんがりロースト!アカガレイかな?紫のディップはなんだか忘れ
た。


レモンの果汁をお魚にふりかけいただきます!ゴールドに輝くブイヤベースにふっくら白
身を軽く浸して口に運ぶ。これはめちゃめちゃ美味しいじゃない。しかもボリューム満点。

メインディッシュ 北海道産生ウニと米茄子のクリームパスタ


来てみてビックリ。このウニの使いよう。クリームソースにはモチロンのこと、パスタの
中にも上にもウニがゴロゴロしている。


美味しそうな焼き色を付けたウニが「早く食べてみなよ」と言っているよう。パスタにソ
ースをたっぷり絡めて、ウニを巻きつけてパク。これは大正解。雨の中をわざわざ来た甲
斐があったというものだ。

申し分の無い塩加減と舌にまとわりつくウニのコッテリ感が味わえるソース。手を加えす
ぎていない、食べ応えのあるウニ。食いしん坊を満足させる逸品だ。

デザート キャラメル風味のババロア イチゴのマリネ添え


キャラメル風味は、ブラックコーヒーによく合うよね。飾りのキャラメルがこれまた美味
しい。鼻を抜けてくる、ローストの香りがなんとも言えず。


大人数のテーブルで食べていたブイヤベースのリゾットにとても興味津々だった。次こそ
は。

今日も美味しくいただきました。『ビストロ シロ』超オススメです。

ビストロ シロ
東京都渋谷区東3-9-12
TEL:03-6427-9200
JR恵比寿より徒歩10分
OPEN
11:30〜15:00(L.O.14:30)、18:00〜24:00(L.O.23:00)
恵比寿駅から362m
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
個室8人可、席数60席、貸切可
完全禁煙
駐車場無


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